フラとウクレレ

カヒコ6

HULA(フラ)はハワイ語で踊りという言葉です。フラダンスというとダンスダンスということになってしまいます。ですからフラとだけ言いましょう。ちなみにハワイ語にはFの発音はありません。Rもありません。日本語とおなじですね。

ウクレレやギター伴奏のハワイアン・ミュージックにあわせて腰をふりふり踊るのがフラと思ていませんか? それはフラのなかでもアウアナ(現代)とよばれる新しい様式です。前回も書きましたが、ウクレレがハワイに広まったのは19世紀後半、明治維新のころです。フラはそれ以前ずっと昔からありました。神に祈りをささげる神事、儀式として定着していました。森の神、海の神、山の神、自然界の神羅万象をつかさどる神に祈りをささげるのです。儀式は、チャント(詠唱)と呼ばれる日本の神主の祝詞や坊さんの声明のような抑揚ののついた言葉、そして踊り(フラ)、伴奏楽器は、太鼓のみでおごそかに行われます。この様式をカヒコ(古典)といいます。

カヒコ2ヘケカヒコ3

詳しい年代は省きますが、アメリカがハワイを支配するとき、キリスト教が宣教師によってもたらされ、このカヒコは、野蛮、迷信などの理由で禁止されました。ひどいもんですね。そしてフラはウクレレやギターなどの西洋楽器の伴奏による民謡などにあわせて踊るアウアナのみ許可されるという悲しい事態になったのです。しかし、1960年代後半だったと思いますが、ハワイに古典復古運動がまきおこり、このカヒコは復活しました。フラ・ルネサンスです。毎年ハワイ島で催される「メリーモナーク・フェスティヴァル」はルネサンスを象徴するイヴェントとして世界中のフラ愛好家憧れの的となりました。

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アウアナはアウアナで西洋の音楽とたくましく融合してハワイ独自の文化となり世界中(日本がやたら多い)の女性に愛されていますが、やはりフラはカヒコ(古典)でしょう。わけもわからず引き込まれる魅力があります。まだの人はぜひ一度youtubeででもごらんください。

 

 

 

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